福知山市大江町市原谷から岳山へ、「岳峠」を探しに行きます。
2011/06/03標高368.9メートルの「岳山」は、綾部市坊口町と福知山市大江町の市原谷の間にあるちょっと有名なお山です。ちょっと有名というのは、昭和30年発行の「志賀郷村誌」にこの山にまつわる伝説の歌が記録されてあり、
行けば左戻れば左、朝日輝き夕日照らす、櫨の木の下に、黄金千両。
何時の時代か「滝倉山金剛寺」が岳山の上に存在していた、とも言い伝え、丹波丹後国境のこの山は山上の盆地のような地形で、志賀郷の北方の多くの峠の中でも、最も変化に富んだミステリアスゾーンです。60年前に坊口からこの峠を越えて一人で市原谷まで行ったという方が今一番最近の情報です。
さて、この峠を「岳峠」と呼ぶことになりました。市原谷へ通じる「市原峠」は別にあって、もう少し西よりの西方町の奥から市原谷へ越えた道を「市原峠」と言って、そのルートは大体分っています。「岳峠」こそ分らなくなってしまった道なのです。この道を明日6月4日に、探索することになりました。
ルートは市原谷から上がり岳山の盆地まで行き、市原谷へ戻る。半日のコースです。大江町の人々と連携して取り組む新しいプロジェクト。国民文化祭連携活動<ふしぎの国・いかるがの里へようこそ>志賀郷連続自由講座の一環として取り組みます。
無事に岳峠の道が発見されますように、岳山から下りてこられた坊口の観音様にお願いに行かねばなりません
正面が岳山