由良川に架かる弁天橋

▲戸奈瀬町側から 2008年1月撮影

  山家の戸奈瀬町と下替地町を結ぶこの橋は昭和23年国道側にある戸奈瀬と府道側にある下替地を結ぶ主要な橋として昭和、平成初期には多くの住民が利用していたそうです。大正11年由良川発電所着工まではこの位置に3mほどの井坪滝があり、建設時にこれを基礎にダムが作られたそうです。

川の流れの中にはゴツゴツした岩島がそそり立ちその上に弁財天宮が祀られていたそうですが、昭和28年の大水害の後、弁天島は撤去され今は岩盤が残るだけになり、弁財天宮も戸奈瀬側のつり橋のたもとに移動され祀られています。

車が普及するまではJRに頼るしかなく、付近の住民は歩行、郵便屋さんは自転車等でこの橋を良く利用していたそうですが、今ではつり橋の板も朽ちて危険な為通行止めになっています。

橋から見下ろす景観は勇壮で周囲の渓谷は自然美を醸しだし、以前はのんびりとダム側で釣りを楽しむ人達がいて、時間の流れを感じさせないゆったりとした空間に浸れる場所だったのだと思います。

桜が咲く頃には川の流れと共に美しい景観を見せるこの場所はホットする癒しの場であり、開発の手はいらないが又通行できる時が来る事を願わずにはおれません。

▼下替地町側から  2006年4月撮影
▼戸奈瀬町側に祀られた弁財天宮

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