まいづる探索隊と七不思議の茗荷さんのこと

2015/12/27

P1020516.JPG

まいづる探索隊41名の皆さんが遠路綾部市志賀郷まで七不思議めぐりに来訪されました。

日程は、2015年9月18日(金)午前10時~午後3時

午前中は諏訪神社~若宮神社~酒蔵~夜嵐墓碑を歩いて巡る4,2キロのウォーキングコース。 午後は乗用車10台に分乗して阿須須伎神社~藤波神社~篠田神社 そのまま舞鶴方面ヘ帰途につかれました。

——————————————————————————————————————————

探索隊のホームページには沢山の写真が載せられて、当日の様子が分かります。(ガイドをした私たちの方はカメラのスタッフが少なくて諏訪神社と阿須須伎神社で数枚撮っただけです。上のものがその1枚、阿須須伎神社の茗荷田を見ている場面です。)

「2月の厳冬、雪の中から茗荷が芽を出してその年の稲作の吉凶を占います、不思議なことに茗荷が上がらなかったことは何百年の間一度もありません。」とガイドが声を大にして説明する。

この時熱心に聞いていた一行の中から質問が上がりました。「この茗荷は枯れないのですか?」 ガイドが答えて「枯れません!」

しかしその後、ガイドをした梅原会長がやって来て「正解は枯れるんや、済まんが舞鶴の方へ訂正しといてくれへんか。」

確かに、自宅のカキの木の下に夏の間しげっていた茗荷は秋になると黄色くなって笹が倒れるように倒れてしまいます。これを見て、「枯れる」と訂正したくなったわけ。

でも、本当は阿須須伎神社の茗荷田を一年間ずっと観察しなければ、ほんとの正解を出せないのではないかと、今頃気づいています。そのきっかけは次の写真です。

———————————————————————————————————————————

DSCF7929.JPG

 

11月30日に、ほんとに枯れているかどうか確かめに行ったら回りの柵が取り払われていて驚いた。老朽化したので新調することになったのです。

茗荷田の中は毎年こんなふうにきれいに掃除しているのかしら?と初めて見る光景に疑問が湧きました。左側の田、石組みの上に小さな祠を祀っていた周りには何か青々とした植物が生えています。実はこれと同じ植物が境内の谷の水辺にも、いつ行っても青々と生えているのを今までに見ていました。葉の形はヒガンバナのよう、花は咲かない。今でもこの草の名も知らない私たち・・DSCF7935.JPG

私たちは七不思議の古文書や過去の多くの研究記録を調べて、これをもとに七不思議ガイドをしてきました。しかし、紙の上の資料を重んじるだけで、実際の目の前の光景や人々の話す中身を十分に関心を持って調べることを、今まで棚上げにしていたのではないか? もっと人々のなかに入り、現場の自然の広がりのなかに入って七不思議伝説を考えることをしなければ、すぐに壁にぶつかってしまうということを最近感じるようになっています。

いつも、来訪者とのふれあいの中から次へ進むヒント、きっかけを得ることができるように感じています。

志賀の七不思議伝説は七つとも、地元のありふれた植物の上に不思議な物語を見ています。これがこの伝説の原点、特徴であるということをいつも忘れないようにしたいと思います。

P1020504.JPGP1020501.JPG

諏訪神社の境内、本殿前のカキを見上げて「御用柿」の不思議な物語を偲ぶ。まいづる探索隊の皆さん、ご来訪ありがとうございました。

 

 


林泉綾部短歌会、七不思議めぐりの思い出、4月8日

2015/10/27

Scan.jpgimg007.jpgimg007.jpgimg005.jpg

写真提供:林泉綾部短歌会img005.jpg

2015年4月8日、綾部の林泉短歌会の17名のみなさまが七不思議めぐりに来られました。篠田神社では90代の会員の方が「夫が毎年、篠田の筍さんへ参って田植の計画を立てていた」と話されました。その年の稲作を占う2月立春の「筍さん」に山家地区からも参られていたのだと、往時の米作りを実感しました。

七不思議のうち、車椅子でも間近に見ることのできるのは今のところ藤波神社と篠田神社の一部分だけだということがこの日の経験を通じて私達にもよくわかりました。「バスの中に居られても良いお歌を作られるのですよ」と、代表の方が話されました。

この日の貴重なふれあいはそのあとずっと、今も続いています。

「七不思議に春の菩薩の訪れや」 (リリアン)

 


初の出前講座(社協の家なごみで七不思議)7月16日

2015/09/09

P1030374.JPGP1030374.JPGP1030388.JPG

社協の家「なごみ」でお誕生会の席上、「志賀の七不思議」を語りました。

P1030382.JPGP1030383.JPGP1030384.JPG

七不思議のさいごの二つ、向田の丘の「しずく松と揺るぎ松」は切り倒されて、福知山城の天守の棟木になりました。志賀小学校の子供たちの作品が素晴らしい。(2015.7.16)

 

 


2015年、春雨の奥山

2015/04/22

P1030222.JPG

今年の奥山お花見会は、4月19日、春雨が霞のように立ち込めるあいにくの天気となりました。

志賀郷地区自治会連合会長さんはじめゆかりの方々の入れ替わり立ち代わりのお話を聞き、お弁当を食べ、じゃんけんゲームをして予定通りにお開きとなりました。

白い水蒸気が雲となってわきあがる雨の奥山は、不思議に人々を引き留める風情がありました。

会場の上の方の見晴らし良い場所に新しく設置された休憩所が、さっそく役に立ちました。

この日に間に合わせて府道の補修を済ませていただいた京都府中丹東土木事務所のご配慮に感謝いたします。

P1030215.JPGP1030215.JPGP1030206.JPGP1030220.JPGP1030228.JPG

 


志賀小学校4年生が「向田かんのんさんのひみつ」を熱演

2014/12/07

10月19日(日)由良川元気サミットの舞台で熱演した4年生9名  ナレーター、演出、脚本は担任の由良みどり先生 (以下の脚本は抜粋)

出演: あけちみつひで公、おかべやましろのかみ、 その家来、 村人たち、  むこだのかんのんさん

明智光秀: 岡部やましろのかみよ、まことによくやった、褒美を使わそう。別所「願成寺」の滝谷に、たいそう美しく、りっぱな観音さまがあるという。それを褒美に使わそう。大切にするがよい。

岡部山城守: ははあ、ありがたきしあわせ。さっそくわが領土まで運ぶことにいたします。

ナレーター:こうして明智光秀公の命により、観音様は別所滝谷から運び出されることになったのです。そして、向田の長福寺までやってきました。

P1020524.JPG

観音様:私は、滝谷の観音です。長い間この地の人たちを守り続けてきました。私はこの地から離れたくありません。

家来たち:やましろのかみさま、観音様が動きません、どうしたことでしょう。うーん、どうしたら・・・

山城守:うーん、おかしい。 おや、身体がうごかない。どうしたことだ。

観音様:やましろのかみよ、わたしは、このあすすぎのさとから離れたくありません。この土地は自然豊かでとても良いところです。人々もやさしく平和に暮らしています。わたしはこの土地が大好きです。ここから離れたくありません。

P1020532.JPG P1020532.JPG

岡部山城守:皆のもの心配するな。観音様はこの土地をすばらしいと言っておられる。離れたくないそうじゃ。われわれもこの土地で暮らすことにしよう。

ナレーター:こうして観音様は、向田の長福寺におかれることになりました。やがて、観音様がおられる長福寺の裏の山から清水が湧き出しました。その水で目を洗うととても良いといううわさが広がりました。多くの人が目を直そうとこの寺に参るようになりました。

村人たち:ねえ、みんな、ここの観音さまって目にごりやくがあるらしいよ、知ってる? えっほんとなの?わたしもぜひともごりやくにあずかりたいわ。みんなでお参りしましょうよ。 それに今日は、8月17日、観音様がご開帳されるらしいよ。ぜひ、観音様のお姿を見に行きましょう。あっ、観音踊りがはじまるよ。みんなで踊りに行きましょう。P1020538.JPG

P1020538.JPG

P1020544.JPG


七不思議を一日で全部回った快挙、綾部女性グループ25名

2014/10/30

P1020626.JPG

七不思議伝説の里を訪ねて 綾部から25名

10月27日(月) 「綾部学習グループ」より25名の皆さまが七不思議めぐりに来られました。

グループの小林会長様、藤班長様はじめとして、このような豊かな組織性と活発な自主性にあふれたグループを案内することができたことは私たちの七不思議案内にとってこの上ない貴重な経験になりました。

伝説のフジ、茗荷、筍、ハギ、カキ(以上五つの神社)しずく松・揺るぎ松、合わせて七つの不思議を一日で案内したのはこの日が初めてです。心優しくて強くて明るい女性パワーのおかげで、初めてのガイドをなんとか無事に済ませることができました。

室町時代五間社流造の篠田神社本殿では井田氏が駆けつけて、詳しく解説をしていただきました。

新人ガイドの松宮さんは篠田神社のお宝田(筍の不思議)の前でデビューです。地元の別所町の人なので一層熱がこもります

昼食・休憩場所の仁和公会堂では、連続自由講座の村上事務局長が地元の仁和町にある戦国の山城・北野城界隈の史跡について紹介しました。

最後に向田町の松原の丘でしずく松・ゆるぎ松を見ていただいた後、さらに向田観音堂まで上がっていただきました。観音さんの境内で福知山踊りを踊った昔話を何人かの女性が話してくださって「近隣に有名な向田観音」という言葉が私達にも懐かしく実感されました。

行く先々で数々の貴重なご意見・感想も頂きました。交流の機会がもっとあればよかったと心残りですが、時間的には精一杯の日程限度だったかもしれません。一日かけて広い志賀郷中をあちこち回られてみなさま本当にお疲れ様でした。私たちはこの日の経験を活かしてさらによい地域案内ができますように工夫したいと思います。どうぞまた志賀郷においでください。お待ちしております。       (志賀郷連続自由講座 広沢直子記 2014年10月)

P1020620.JPGP1020625.JPG

 

(事前に地域へお知らせした放送原稿です)

Scan.jpg


綾部自然の会来訪、奥山のサクラと七不思議めぐり(4月17日)

2014/09/03

P1010571DSCF7713P1010630DSCF7721

 

 

 

 

 

 

 

4月17日、綾部自然の会の皆様がマイクロバス2台で奥山のサクラと七不思議伝説ゆかりの場所を巡回されました。

3月下旬に役員顔合わせ、日程打合せがあり、出来上がったばかりの「志賀の奥山と七不思議」のリーフレットがさっそく役に立ちました。4月早々に下見が行われ、このような丁寧な取り組みは私たちにとって願ってもない貴重な経験となりました。奥山と七不思議をむすびつけた初めての本格的な地域案内の経験です。夢中で過ぎてしまいました。

折れて道に倒れていたサクラの枝を前日までにきれいに刈り取っていただいた役員の方、緑色のサクラ「御衣黄」のことを歌に詠みたいとお電話をくださった方、みなさまありがとうございました。ぜひまたおいでくださいますように。

志賀郷連続自由講座による七不思議案内として継続できるように「桜を育てる会」とも連携して実践を重ねていきたいと思っております。


2014年の奥山お花見は「福ノ畑」、いつもの場所で4月20日でした

2014/09/03

P1010684P1010690Scan.jpg今年のお花見会は地域内でこじんまりと開かれました。「志賀郷に桜を育てる会」新役員体制のウォーミングアップです。奥山の春、久しぶりに顔を合わせる楽しさ。「今年のお花見はいつですか?」とたずねてこられたグンゼグループの常連のみなさん、ようこそ!Scan.jpg

 


<志賀の奥山>リーフレットが出来ました。

2014/04/02

志賀郷地域振興協議会および綾部市地域振興課の支持・協力によって念願のリーフレットができました。
デザインその他ご協力いただいた自然堂さんありがとうございます。京都府の助言にも感謝いたします。

出来上がったばかりのリーフレットは、共有山「奥山」の長い歴史と幾多の思い出を記念して志賀郷地区全戸に配布されました。「志賀郷の七不思議伝説」についても合わせて紹介していますので、地域ガイドブックとしても活用が期待されます。P1010466.JPG志賀の奥山と七不思議リーフレット(ようこそ)

志賀の奥山と七不思議リーフレット(表)志賀の奥山と七不思議リーフレット〈伝説)志賀の奥山と七不思議リーフレット(裏マップ)


伝説の「志賀の夜嵐」とは? 志賀小学校の「夜嵐新聞」

2014/03/30
P10007842013年8月の終わりから9月にかけて「志賀の夜嵐伝説」について志賀小学校4年生8名に伝える必要に迫られました。
子孫が建てられた墓碑もあり、以前から多くの逸話が伝わっており、「夜嵐」が実在の人物であったことは確かです。
綾部市相生町在住の梅垣昭平氏がまとめられた<伝説 志賀の夜嵐>はその集大成です。この労作を借りて志賀の夜嵐のことを見つめてみました。
(そうすると思いがけず新しい人事、資料も出てきて、戦国時代の志賀郷地域のことが北野城主志賀氏の物語にも照らして、興味ある仮説をたどることができるようになりました。)
まず、ここでは子供たちの労作「夜嵐新聞」をじっくりとご覧ください。夜嵐のことがよくわかります。
あわせて墓碑の写真、白道路のフキガト山から志賀郷方面を眺めた現地の写真、そして文化祭・由良川元気サミットで発表した様子もご覧ください。
この子供たち8名、4月からは5年生です。担任の尾松亜紀先生お世話になりました。
ご一緒に梅垣家を訪問していただいたことも有意義な思い出です。

Scan-013.jpgScan-005.jpgScan-007.jpgScan-008.jpgScan-009.jpgScan-010.jpgScan-011.jpgScan-012.jpgScan-006.jpgScan-004.jpgScan-003.jpg
10月の由良川元気サミット、11月の志賀郷公民館文化祭でも子供たちによる「夜嵐の劇」が上演されました。