‘2008/11’ カテゴリーのアーカイブ

私たちの「奥山」が、優しい山であるということ。

2008/11/30


今日、舞鶴市与保呂地区で「みんなで実のなる木を植えよう」という取り組みに参加してきました。急な山道を一列になって、長い長い斜面を登りました。しんどかった。
現場は、山並みの向こうに舞鶴湾を眺望する、相当の高さの山の尾根でした。小さいこども達が7,8人も参加していて、その山登りの早さ、木を植えるときの元気さ、名札を付けるときの熱心さに、感心を通り越して呆然としました。こんな条件の厳しいところで、どんぐりのなる木を植える活動を、続けてしておられるんだと、感服しました。
 同じような「奥山」でも、私達の奥山ははるかに優しいです。登りやすいし、距離も短いし、上った尾根には木立の陰に簡易トイレも置いてあります。私達、これからもっとしっかりせねばと思いました。奥山に甘えないで、人々に遠慮しないでこれからもっと強くならねばと思いました。

ヒマラヤ桜頑張って!

2008/11/28

奥山のぬた場の尾根に11月15日に植えたばかりの桜苗
今どうしているかしら、あれから時雨もあり、早い初雪もありました。
あの日、グンゼ・グリーンから届いた5本は、初めて植えた珍しい品種。
名前はヒマラヤ桜(またの名、エコ桜)、ネパールの皇太子が1968年に來日された時に、初めて紹介された原種の桜です。グンゼ・グリーンでは、ヒマラヤから種を持ってきて育てていますとのこと。私たちの奥山に植えるのは初めてです。50センチほどの細い幼い苗でした。これから迎える初めての奥山の冬、頑張って!ヒマラヤ桜。植樹に参加されたグンゼ綾部本社のボランティアの皆さんと共に、これから見守り育てていきましょう。
 この日は、ヒマラヤ桜以外に日本花の会から届いた桜苗25本も植えました。苗の名前はジンダイアケボノ(神代曙)。
山桜100本から初めて今年で6年目となる奥山のぬた場の尾根の桜の森づくり、自生苗も含め約260本の桜が、松やその他の山の植物といっしょにゆっくり育っています。
この日の新聞記事を掲載しましたら著作権のことで申請が必要と分かりましたので、削除します。申請してから許可になったら載せたいです。ごめんなさい。

12月15日に京都新聞著作物使用申し込み書を提出、数日後、許可されて、送られてきた記事です。ごらんください。

はじめまして

2008/11/28

インターネットって
広い海のようなところ、
深い空のようなところ、
遠い宇宙のようなところへ、
私の言葉が、翼の生えたくらげみたいに、ふらふらと泳ぎだして
すうっと吸い込まれていくのではないでしょうかと、
なんとなく不安です。
私は、私達のあの「奥山」のこと、ぬた場の尾根のヤマザクラのこと、峠に続く海のことを、時々アナウンスしたいだけなのです。

その声をどうぞ聞いていただけますように。わたくしの知らないあなたへ。わたくし達が待っている貴方へ。